レインズの仕組みを知れば不動産業界が分かる

不動産業界の仕組みを知ればマンションを売却するときに断然有利になります。

そして不動産業界を知るためにもっとも大切なことは、レインズの仕組みを知ることです。

■レインズとは

レインズとは、Real Estate Information Network System(不動産流通標準情報システム)の略称で国交省指定の流通機構が運営する不動産情報ネットワークです。

賃貸や売買の物件情報のみならず成約事例なども登録・閲覧することができます

専任媒介や専属専任媒介などの場合、所定期日以内に物件情報をレインズに登録する義務があります。

利用できるのは会員登録した不動産会社のみで、一般人は利用できません。

■不動産ポータルサイトとの違い

民間サイトとの大きな差は、物件登録ができるのは売主と直接媒介契約を結んだ不動産会社だけということです。

民間サイトでは物件情報の貸し借りも頻繁に行われており、極端な例では1つの物件を100社以上が同時に広告しているようなケースも見受けます。

しかし、レインズではそのような行為や、架空物件の登録、紛らわしい表記なども禁止されています。

発覚した場合には行政処分の対象となります。

実際に、物件名称の欄に「手数料○%」や「日当たり良好」など記載して目を引こうとした事案では重罰ではありませんが処分されました。

最近では、一部会員による禁止ソフトを使った物件情報収集のため回線逼迫やシステムエラーが生じたことから禁止通知も出されました。

■アイキャッチはない

民間サイトのように目立つアイコンやキャッチコピーなど閲覧者にアピールするための機能がありません。

そのため前述のような物件名称欄に不適切な入力をする不動産会社もいたのです。

あくまで基本的な情報入力で閲覧者(=不動産会社)の目につく工夫を施し、買主へ物件を紹介してもらうようにしなければなりません。

■売却物件の登録

物件登録は、物件種目から図面登録欄まで多くの入力欄があり、一つ一つ必要な情報を入力していきます。

登録の完了した物件は登録証明書の印刷も可能となります。

稀に担当者の操作ミスで物件種目を、例えば「中古マンション」ではなく「中古タウン」としていると反響が全くなく、気づいていない担当者と売主は揃って首を傾げるというわけです。

売り出したのに反響が全くないという場合には、このような入力ミスがないか確認するのも良いでしょう。

レインズを実際に使ってみよう!

売りたいマンションの相場を知る方法のページでも紹介したように、レインズは普通の一般人が利用することができませんがレインズマーケットインフォメーションは一般人でも無料で利用することができます。

■検索方法

物件価格、エリア、沿線、間取り、面積、築年数など、民間サイトに近い仕組みです。

物件価格は百円単位(小数部2桁迄)、面積は0.01㎡単位、築年数は1年単位で入力可能ですし、都市計画や用途地域でも検索できるなど、さすが不動産会社御用達というところでしょう。

ただし、通常の使い勝手としては、やはり日進月歩の民間サイトの方が優れています。

■ちょっとしたコツ

不動産では1分80メートルという表記方法が定められています

駅から物件までの直線距離ではなく実際に歩く距離です。

端数は切り上げですので、81メートルでは2分となります。

そこで、距離やコースにもよりますが、横断する道路の幅などの微妙な差で数メートルほど短縮できる場合もあります。

もちろん、斜め横断など違反行為はNGですが、もしも合法的に切り上げ端数分を短縮できれば所要時間表記を1分短くできます。

所要時間が6・11・16分の物件の場合は、5・10・15分と検索されやすい数にできるので検索に“引っ掛ける”ことができるようになるので効果的です。

このページのトップへ戻る