内見の申し込みが無い場合の対処

マンションが売れない理由はいくつかあります。

それも単独の理由の時もあれば複合的な理由である場合もあります。

もちろん、「不動産は縁物」と昔から言われるように縁、たまたまタイミングが合わないだけという可能性もあります。

大事なことはマンションが売れない理由をはっきりと突き止めることです。

まずは、そもそも内見の希望が無いという場合の対処法から見ていきましょう。

【内見希望が来ない場合】

■不動産会社の情報の出し方をチェック

不動産会社が内見希望者の目に触れるように物件情報を適切に出していない可能性があります。

売却価格を落とすために不動産流通機構(レインズ)に登録しないで「干す」という良くない行為をしている場合もあります。

あるいは、悪意はないものの担当者の過失で公開設定にしていなかったり、物件種目を中古マンション以外にしてしまっていたりすることもあります。

レインズ登録時の証明書を精査したり、担当者に念押しで確認を取るなどの対策が必要です。

■価格設定

少しでも高く売りたいという売主の強い希望や、媒介契約を獲得する目的での高値査定のせいで、相場よりも著しく高くなっている場合もあります。

インターネットで簡単に相場を調べられる時代ですので、高値だとみなされたら内見客は「しばらくしたら値下げする」と踏んでしばらく様子を見るので、早い段階で内見には来ません。

前述の「干す」という行為と結果的には同じになります。

始めの一歩をミスしたことになりますので、早めの値下げなど軌道修正を行った方が良いでしょう。

■物件のスペック

内見前に分かる情報によって内見者が二の足を踏んでいる可能性もあります。

例えば、築年数があまりに古かったり、所在階が3〜4階なのにエレベーターがないなど。

立地面では、地図検索サイトで所在地を入力すればすぐ分かるような情報、例えば線路や高速道路が近い、バルコニー側や南側に高層マンションが建っているなど。

これらはどう足掻いても変えることはできませんし、価格査定には加味されているはずです。

対策としては、マイナス要素を打ち消すくらいのプラス要素を広告等に記載することです。

レインズの入力項目に備考欄や設備欄があるので、そこに魅力的なオプションを付けるのも効果的なので担当者とよく相談してみましょう。

内見はあるが売却が決まらない場合の対処

次に内見の申し込みはあるが、最終的に売却が決まらない場合の対処法を教えます。

■部屋がダメ

内見があるということから、物件に興味のあった内見者が現地で『何か』を見たことで買う気をなくしたという可能性が高いといえるでしょう。

自分たちは普段のことで気にならなかったとしても、部屋が散らかっていたり、嫌な匂いがこもっていたり、上階や隣の住戸のTVの音や話し声が聞こえたりなどもあります。

内見者が来る日には、几帳面になったつもりで掃除と整理整頓、窓を開けて換気を心がけて、さり気なくクラッシック音楽などのCDやDVDをかけておくのも良いでしょう。

ファミレスなどのBGMには他の席の食器の音や会話など騒音を感じさせなくする効果があることは割と有名です。

それと同じことを自宅で実践するというわけです。

■建物がダメ

室内を見て購入に胸を膨らませた内見者が、エントランスや共用廊下が汚れていたり、集合ポストやゴミ集積所がゴミだらけというのでは、購入する気持ちもしぼんでしまいます。

内見の日の朝、マンション内をぐるりと巡回すると良いでしょう。

簡単な掃除や、目立つゴミだけでも拾って歩くことで改善できます。

クモの巣の多くは夜に張られてしまうので朝の掃除がベターです。

■売主がダメ

内見者に不評な売主というのは、内見時に迷惑そうにする人とガンガン売り込んでくる人です。

内見者はこの物件を買おうと思っている人ですから、いろんな場所を見せて欲しいと言います。

しかし自宅ですから、他人に寝室やキッチンや収納の中などを見られるのは抵抗もあり、つい迷惑そうに見える態度をとってしまうものです。

見せるは一時の恥、見せぬは一生の恥!と踏ん切りをつけて思い切って見せてしまいましょう。

売り込みについては、地域の利便性やコミュニティの良さなど住んでいる人だからこそアピールできるポイントもあるのですが、それが行き過ぎると返って怪しく思われてしまいます。

まずは聞かれた事にだけ簡単に答えるというところで良いでしょう。

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